その昔、劇場版相棒の宣伝のために

ロドリゲス井之介さんの漫画のネタにされたことが二度ある。

当時スペリオールで掲載されていた漫画で

何かを宣伝したい人は漫画にしてあげるから酒代払えって漫画。


そもそもロドさんとは、Mさんという大酒飲みの編集担当が

一緒だったって言うだけの縁なのだが

宣伝と銘打ってはいるが、大前提は面白いこと最優先なので

ネームが上がっていなかろうが、原稿の締め切りが

切迫していようが同じ担当作家と言うよしみ(?)で

お構いなしに借り出された。


1回目の時は、劇場版相棒でテレ朝の宣伝部の方と

2回目の時は相棒スピンオフの鑑識米沢守の事件簿だったのだが、

この2回目が最悪だった。


この時自分は、女性誌での連載が終わる少し前か終わったぐらいの

タイミングで相棒連載しながらビッグコミック増刊で

「鑑識米沢守の事件簿」のコミック版を描く前か描いた後か

よく覚えていないが、とにかくこの上なく忙殺しており

ほぼ寝る時間がない状態で過ごしていた。

当時を思い出すと何回も映画の試写など観に行ったり

今ではとても考えられない生活をしていたな・・・(しみじみ)


で、そんな中、漫画のネタ(映画の宣伝)の為に

借り出されたわけだが、

米沢役の六角精二さんと伊丹刑事役の川原和久さんが来ると知り

それはそれで楽しみだった。

編集者は、(先日ブログ記事にした)東映の撮影所で

有名俳優を前にした私が変な生き物状態だったので

また面白いエピソードになると思惑があったに違いないが、

ドラマ打ち上げにも参加させて頂いてたので

出演俳優さん、女優さんと写真を撮らせて頂いたりして

私自身少し免疫が出来ていたのにMさんは気付いていないようだった。

その日、私は締め切り前の原稿の事が気になっている状態で

集合時間が夜の9時でしかも朝食べたっきりの空腹という

かなり不機嫌な状況の中

手土産の高いブランデーを重たいのに2本持って都内に向かった。


待ち合わせた駅で、小学館のマルチメディアのAさん担当Mさん

ロドさんと合流し六角さんのプロデュースしたというバーに向かった。


で、

確か六角さんだけが先にいて後から川原さんが来たんだっけな・・・

川原さんは家で飲んでいたと少し酔った感じだったが、

この間お会いしましたねととても紳士に挨拶してくれた。

我々と二人の俳優さんとテレ朝の宣伝部の方と東映の方、

かなりの人数となった。

私とロドさんは川原さんと六角さんの前に座っていた。

お二人とも舞台役者さんだけあって声がでかい。

面白い話もたくさんした、と思う・・・

思うが、いや~ここではあまり書かない方がいいな。

書きたいが書けない!ゴメンネ。

とにかくいろいろあって私は原稿もあり先に失礼した。

酒は怖い。それだけにしておく。







結局、私が登場した二回は雑誌には掲載されたが、

単行本化はされなかったようだ・・・

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我が娘はMイトンと呼んでいた・・・










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