気候も良くなり以前よりずっと短くなった犬の散歩コースを
かなり時間を掛けて歩く。
最初にうちに来た子は、薬の副作用で病気を誘発し
去年もう走れなくなったしほんの少しの段差も軽いジャンプが出来なくなった。
ゆっくりちょこちょこ歩く。
その姿は可愛いのだが、腹腔を圧迫している腫れた副腎で
息苦しいのか、ほんの少し歩くだけでも、はぁはぁ速い呼吸をしている。
だから「留守番してな」と言っても他の子が嬉しそうに玄関まで
走ってゆくと尻尾を振ってついてくる。
お気に入りの場所は他の人に取られていて
逆の道を歩く。
ちょこちょこ歩く姿に涙が出そうになった。
だけど今日は調子が良かったのか、ちょっと走って草むらをジャンプした。
もう、涙出た・・・
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