病室で念仏~はあまり笑顔を描く事がなかったので新鮮。
医療物はマスクや手術着に顔がほぼ隠れる為、目しか感情を表せない。
もちろん効果線や吹き出しの形で表現できるけど
明るい感じは口角上がっているとすぐに出る。
この作品を描こうと用意してきたのは念仏の単行本5集の時から。
その間、担当編集さんは4人変わった。
1話目のネームはもう2、3年ぐらい前の物だし、二話目も1年ぐらい前の物になる。
佐原の取材もこのブログにしれっと載せている。
日付を見ると2017年の夏だよ。
そんな訳で時間の開き過ぎた3話のネームに大変苦労している。
おかげで普通に眠れない。
以前ならネームは常に頭の中にあって、つまづくところは
お風呂入ってる時や就寝前にポッとアイデアが浮かんできたりするのだが
今はそれをやると眠れなくなる。
眠れないせいで生活が乱れに乱れている。
とっても苦しい。
念仏の松本以上にキャラが動かない。
というのも伊能忠敬という人はあまりにも普通の人過ぎて
かなりキャラを作らないとならない。
大河にならないのもきっとその辺に魅力を感じないからだと感じてる。
しかも無能な人は嫌いで自分の子供を次々勘当し
人の悪口を平気で言う人だからそこだけフィーチャーしたら
ただの嫌味なおっさんになってしまう。
そんなおっさんは私も描きたくない。
早くキャラを自分の中で動かせられるようにしたい。
コメント