こやすのうつぼの思う壺

今日一日の自己満足を綴るブログ

カテゴリ: 仏教の事

激しく体を苦しめたりする状況や、辛く忍耐する場をよく

『地獄』と比喩する。



素直だった子供時代、地獄が異様に怖かった。

何で見たかは記憶にないが地獄絵図を見て

閻魔大王に生前の罪を裁かれ鬼に厳しく監視されて針の山を登ったり

餓鬼がいたりする世界に恐怖し、夜になってそれを思い出しては

頭から布団を被りどうか天国に行けますようにと願ったものである。

死が怖いものと感じるようになったのもその頃のような気がする。

そうしたいたいけな子供に対し、大人たちはしつけの言葉として

「悪いことすると地獄へ堕ちるよ」とか

「閻魔さまに舌を抜かれるよ」とかいとも簡単に使い、恐怖を助長させる。

ふざけて意図せず大人から怒られると子供のころは悪い事をしてしまったと

罪悪感に陥りもしかして地獄の閻魔帳にその事が書かれるかもとか

要らない心配をよくしたものである。



空海の秘密曼茶羅十住心論には五趣と言うのがあって五趣は五道ともいい

地獄、餓鬼、畜生、人間、天の5つに輪廻転生する生存の

あり方を言うらしい。

これには地獄が具体的に記されている。

仏教の世界観である三千大千世界(さんぜんだいせんせかい)の須弥山を中心とし

その周りに九山、八海、四大州がありその四大州の一つ噡部州(せんぶしゅう)の

下にあり二万踰繕那(にまんゆじゅん:サンスクリット語で距離を表す単位?)を

過ぎると地獄があるらしい。

地獄は8つあり、極熱、炎熱、大叫、号泣、衆合、黒縄、等活、阿鼻とあり

他にも寒地獄が8つあって、犯した罪によってどの地獄に堕ちどんな処遇に

なるかが決まる。



詳しくはwikiでどうぞ

八大地獄



地獄での一昼夜は四天王の世界の500年を言うため、地獄での寿命が

等活地獄で500歳、黒縄地獄で1000歳、

一番重い阿鼻地獄(無間地獄・むげんじごく)では、出た!1中劫!

劫(ごう)とはきわめて長い時間を指す。中劫は上下四方 80里の城と岩に

たとえる。

劫に関しての以前の日記↓
http://koyasu.blog.jp/archives/21692981.html



生前強欲で嫉妬深かった人はむさぼりや妬みが原因となって餓鬼道に

転生してしまうのだが、十住心論には餓鬼の種類も36種あって

住処も閻魔王国だったりとか、龍の住む世界があったりとか

阿修羅に生まれる原因とか何とか
事細かく記されている。

それにしても具体的すぎてすごくない?

見て来たのかよと突っ込みたくなる。


こうした地獄での苦しみの結果、輪廻転生されるのらしいが

僧侶は生きたまま悟りを開き仏となる即身成仏をして

死んでも六道に輪廻しないようにできるようだ。

現世でうまくいかないのは全て前世の報いだってこじつけられてしまうなら

私も輪廻転生なんかしないで自分の人生終わらせたいや。



それにしても不思議なのは、概念は定かではないが他の宗教にも

地獄は存在する。やっぱあるのか・・・?地獄・・・












先日、監修でお世話になっている先生からいただいたメール。

サブジェクトが「縁起が悪い」で肝を冷やした。

まさかこちらから送ったメールで先生の気に障った事でもあったのか、

いただいたメールを開く前に、それ以前にこちらから送ったメールの内容を確認する。

かなりぶっちゃけたことを伺ってその内容を漫画にしたら面白そうですよね、ぐらいの事を

返信していて、まさかその事かなーと小一時間悩んだあげく

このまま見なかったことにしようかメールを開くのを躊躇する。

でもすごい怒っていたら、謝罪は早いに越したことはない。

すぐさまメールを確認して地面に頭こするくらいに土下座して腹を切る覚悟をしないと・・・と

意を決してメールを開く。


ここまでひっぱって大したことなかったんだろ?と、思った人。


正解。


仏教用語の‘縁起’に関してのメールだった。

先生のメールで「縁起」と言う言葉が仏教から来ている事を初めて知る。

そもそもの意味は仏教の十二因縁(wikipedia)が起源のようだ。

とにかく腹を切らずに済みほっとした。


それにしても仏教は本当に難しい。

今やっている念仏のネームでも「十住心論(じゅうじゅうしんろん)」と言うやつをやっていて、

いろいろ本を読んでいるのだが

次から次へと難解な用語が出てくるのでその都度ネットで言葉の意味を調べている。

その中に出てくる芥子劫(けしごう)・盤石劫(ばんじゃくごう)。

劫と言うのは、非常に長い時間を言うらしく、「未来永劫」や「億劫(おっくう)」などに

使われている言葉。

芥子劫の芥子は芥子の実(種)の事らしい。よくアンパンの上にのっている奴だね。

その種が方四十里の城を満たして、100年に1度1粒ずつ取り去り種がすべて無くなっても

尽きないほどの長い時間が一劫でそれを芥子劫・盤石劫と比喩している言葉だそうだ

・・・って途方もない時間だな、おい。

それをネットで調べていたら、一劫が何年かを計算して出しているすごい人がいた・・・

曹洞宗のお坊さんだった。

リンクフリーかわからなかったのでアドレスは記載しないが、その年数24ケタあった・・・

地球の年齢よりも上回るから、何世代交代していかなきゃなんないんだって話だ。




こうして本来調べたい事が毎回逸れて寄り道ばかりしてなかなか本題に入れず、

一劫とも思える時間ばかり経過していく・・・

意志の弱さに腹が立つ自分であった。











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